2017.06.28
ローランド・ベルガー社の福田稔様の書かれた「 2027年の消費者」~ 多様化×音声・対話AIが変える購買行動 ~を拝読いたしました。
https://www.rolandberger.com/ja/Publications/pub_shiten_no_122.html
2020年の東京オリンピックが3年後に迫り、3年後の東京に関し想いを巡らせる事はありますが、その先などに関しては中々予想をするのが難しいですよね。
それをコンサルタントという立場で表明されるのは凄く勇気がいると思いますし、大変病強になります。
本文中の『今から 10年前、2007年の人々の消費行動を正確に記憶されている方はどれくらいいらっしゃるだろうか。』というのは良い頭の体操となりました。
たった10年前ですが確かに生活環境の品々もすっかり様変わりしてますね。ガラケー、imode、MDなどすっかり生活から無くなってしまいました。
10年前の私は職種を変え、このヘッドハンティング業界に飛び込んで2年目を迎えていました。
社会人を大手外資系製薬会社のMRからスタートさせた私ですが、2005年に辞める時には将来的に医師と薬に関し同等レベルでコミュニケーションが取れる高い専門性を持ったMR以外はネットに置き換わると予想していました。しかし、確かに数は減ったものの全体で4万5千人の方々がMRとしてご活躍されており、私の予想は全くあたっていません(私が所属していた企業はここ5年程で500人程は減っているようですがネットで置き換わったわけではないですし、、、)業界規制がこんなにきつくなるとも全く予想していませんでしたが、、、
現在の職種に関して鑑みますとこの10年でヘッドハンティングに対する社会のイメージは随分変わったと思います。大手企業の積極的な早期退職制度活用などもあり、転職に対する人々の感覚が変わったという事も一因だとは思います。
10年後51歳の私は現在の仕事のどのように向き合っているのでしょうか。
AIの発展により、スキルマッチング要素はすっかりシステムに置き換わっているのは間違いないと思います。『10年後時点でも皆様のお役に立てるスキルとは、、、』常に意識して精進してまいりたいと思います。
引き続き、クライアント、キャンディデイトの皆さまそれぞれにとってお役に立てるよき伴走者でありますように。
2017年6月28日 安藤典毅拝
98年同志社大学を卒業後、世界No.1医薬品メーカーであるファイザー株式会社へ入社。MRとして活躍した後、国内最大規模の日系ヘッドハンティング会社サーチファームジャパン株式会社においてヘッドハンターとして、人材紹介のキャリアをスタートさせる。種々のクライアント様から頂くコンフィデンシャルなリテーナー案件を完遂し、その後、国内最大規模のネットワークを有するリクルートグループ内のエグゼクティブサーチ部門である株式会社リクルートエグゼクティブエージェントに2011年より参画。主として経営幹部層を対象としたヘッドハンティングを経て、現職である株式会社VRPパートナーズに参画。