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安藤典毅
宇宙産業ビジョン2030を読んで

2017.05.15

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先週12日に宇宙政策委員会から下記レポートが提出されていました。

http://www8.cao.go.jp/space/public_comment/vision2030.pdf

 

私が気になるのは企業情報、人材情報ですが

我が国の宇宙ベンチャーは層が薄いようですね。

 

大林組様の2050年、宇宙エレベーター建設構想を聞いた際には心おどったものですが、その後他社が後に続いたという話もなく、、、

https://www.obayashi.co.jp/recruit/shinsotsu/challenge/spaceelevator.html

 

12年以上に渡り、種々のプロジェクトで色々な人材サーチを手掛けさせていただいてきましたが、宇宙関連ビジネスに伴う人材サーチはまだ実行経験がございません。

人が宙へあがるようになれば、我々HHの活動範囲も宙へと広がっていくのでしょうか。

 

ガンダム世代(といってもとしては初代をリアルタイムにではないのですが、、、)としては、わが国も是非プレゼンスを発揮してもらいたいな~と期待します。いつか宇宙人材プロジェクトに関われる日を心待ちにしております。

 

実際の人材がいない状況に対しては下記コメントがございました。

 

『宇宙産業周辺における人材の流動性が低いために、新たな事業が興りにくく、

産業規模が拡大していない、その結果として、宇宙産業への人材の流入が乏しく

なるという悪循環に陥っていると言える。』

 

これは宇宙産業のみならず人材の乏しい産業全般でいわれていることであり、人が先なのか、受け皿の企業が先なのかは分かりませんが、やはりもっともっと宇宙産業が日本において魅力的なものであることを感じれる環境が必要なのだと思います。

 

いつか『地球は青かった』と言ってみたいと思う。

*大気汚染、海上汚染等が進み、実は青くなかったと言わずに済みますように。

 

2017年5月15日 安藤典毅拝

安藤典毅 プロフィール

98年同志社大学を卒業後、世界No.1医薬品メーカーであるファイザー株式会社へ入社。MRとして活躍した後、国内最大規模の日系ヘッドハンティング会社サーチファームジャパン株式会社においてヘッドハンターとして、人材紹介のキャリアをスタートさせる。種々のクライアント様から頂くコンフィデンシャルなリテーナー案件を完遂し、その後、国内最大規模のネットワークを有するリクルートグループ内のエグゼクティブサーチ部門である株式会社リクルートエグゼクティブエージェントに2011年より参画。主として経営幹部層を対象としたヘッドハンティングを経て、現職である株式会社VRPパートナーズに参画。

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