2016.03.16
「自分の市場価値が気になる」という方がよくいます。
働いている多くの方が無関心な話ではないでしょうし、健全な考えだと思います。
やはり、市場価値は低いよりも高いほうがいいですよね。
また、高いと分かっている・そう思うことができていると
そのひと自身の精神的な安心材料にもなるのかなと考えています。
かくいう僕自身、
「いつ何が起きたとしても、どこかから“ウチにきてよ”って声が掛かる人材でありたいなぁ」
なんてことを思ったりしています。
ところで、
市場価値の高さを気にするのは良いのですが、それを転職の目的に、あるいは、
転職先を選ぶときの第一優先事項にはしてほしくはないなぁと。。
転職エージェントに身を置いている人間としては言いづらいのですが、
僕個人的な思いとしては、転職市場における市場価値なんて、
狭い世界での杓子定規な見方でしかないと思うんですよね。
(決して、軽視しているわけではないです。)
転職活動をするうえでの判断軸は、十人十色それぞれあると思うのですが、
「市場価値的に良さそうだから・・・」とかいう感じではなく、
生活の大半の時間をその仕事・職場に費やすのですから、
「面白そう!」とか「楽しそう!」とか「やってみたい!」とか、
心の内側から湧き出る直感に近い感覚も大切にして欲しいなと。
じゃないと、なんだか切ないなぁ、、ていう独りよがりなつぶやきでした。
大学卒業後、管理部門職種に特化した人材紹介会社へ入社。1年目から数多くのベテランコンサルタントを超える実績を残し、社内表彰を受ける事も多く、早くから頭角を現す。親しみやすい性格で、求職者並びに求人企業からも、あだ名(名字の玉虫を略し、タマちゃん)で呼ばれるほど親密な仲である。
短期的ではなく、中長期に渡った候補者のキャリアプラン形成の相談を得意とし、転職支援時に限らず長期的にお付き合いしている候補者が大半。人材サイド・企業サイド両面からのアプローチによりマッチング精度の高さについては、数多くの顧客から定評を頂いている。