2015.09.24
先日、大手監査法人に在籍している若手会計士の方を
立ち上げ間もないコンサル会社に紹介させて頂き転職が決まりました。
ほかの業界と比べて給与水準が高い大手監査法人から転職をする時には
ある程度の年収ダウンを覚悟する必要がありますが、最近はこの手の話を
こちらから説明しなくても理解している方が多いように感じます。
上記の会計士さんのケースはというと、腹の括り方が違いました。大幅ダウンです。
数ある求人会社のなかでも給与提示額が一番低い会社を選んだのです。
もっと給料が高い会社にいけたにもかかわらず。
決め手は、 「一番成長できそうだから」。
かっこいい。聞いていてしびれました。決断力が違います。
その方には、将来独立するという明確な目標があったので、
目先の損得ではなく、そのための経験を先に取ったのです。
給料は高いほど嬉しいのが人情。
より良い車に乗って、より良い服着て、より良いもの食べて・・・
水準を一旦上げてしまうとそれ以降は下げにくくなるように、
給与も簡単に下げられない価値基準のひとつ。
「僕だったら迷わず意思決定できるだろうか?」なんて密かに考えたりしました。
とても将来が楽しみな方です。あっぱれ!
大学卒業後、管理部門職種に特化した人材紹介会社へ入社。1年目から数多くのベテランコンサルタントを超える実績を残し、社内表彰を受ける事も多く、早くから頭角を現す。親しみやすい性格で、求職者並びに求人企業からも、あだ名(名字の玉虫を略し、タマちゃん)で呼ばれるほど親密な仲である。
短期的ではなく、中長期に渡った候補者のキャリアプラン形成の相談を得意とし、転職支援時に限らず長期的にお付き合いしている候補者が大半。人材サイド・企業サイド両面からのアプローチによりマッチング精度の高さについては、数多くの顧客から定評を頂いている。