1. 株式会社VRPパートナーズTOPページ > 
  2. VRPパートナーズブログ > 
  3. 士業と相性バツグンの「似顔絵」
大谷幸宏
士業と相性バツグンの「似顔絵」

2014.02.15

このエントリーをはてなブックマークに追加

税理士・会計士の皆さんとお会いする時には、当然名刺交換をしますが、この名刺のデザインが、昔と比べて随分変わったと感じます。以前の士業の名刺といえば、白地に肩書きと所属単位会、氏名が記されるシンプルなものがほとんどでしたが、イメージカラーを取り入れるなど、ずいぶん華やかになりました。
 
プロフィールや得意分野なども詳しく記載し、アピール力は高くなっています。名刺は一つの広告媒体である、という認識が浸透してきたといえるでしょう。とくに顕著な変化が「顔」です。「名前と顔が一致する」という言い方がありますが、顔が名刺に載っていれば記憶の定着度は段違いです。
 
この「顔」は、もちろん写真の場合もありますが、デフォルメした似顔絵を載せる人も多いようです。一つの理由には、写真を出すのは恥ずかしい、ということもあるでしょうが、写真よりも似顔絵のほうがその人の特徴を表しやすい、ということもあります。写真は、角度や光線、表情などによって顔の雰囲気が様々に変わります。自分でも驚くほどよく撮れた「奇跡の一枚」を大切に持っている人も多いのではないでしょうか。
 
しかし、「自分が見せたい顔」が他人にとってその人の特徴を表しているとは限りません。似顔絵のプロが、その人を第三者の視点で捉えたほうが、親しみやすい「キャラ」となることが多いのです。似顔絵は、昔から観光地の露店などで描かれていました。いわば「ハレ」の雰囲気の中で描いてもらうという位置づけだったといってよいでしょう。
 
それが、ビジネスなど日常の世界に降りてきています。会社形態で常設する似顔絵スタジオも増え、ビジネスモデルとして成り立つものにもなっているようです。これには、似顔絵がホームページやブログ、ツイッターやSNSでのサムネイルと親和性が高いことも影響していると思われます。
 
似顔絵作家の方から聞いたお話ですが、似顔絵の受注を受けるために、仲良くなっておいた方がよい職業の一つが税理士だそうです。会計人は、多くの事業者、新規開業者と関わりますので、名刺やホームページに載せる似顔絵の需要をキャッチできる存在です。税理士・会計士の皆さんは、自分の似顔絵を描いてもらうため、そして顧問先へのコンサルティングのためにも、似顔絵作家との関係を作っておくと良いかもしれません。
(文:VRPスタッフ)

大谷幸宏 プロフィール

大学卒業後、金融機関にて法人営業職を経験し、98年に管理部門に特化した株式会社日本MSセンター(現:MS-ジャパン)へ入社。東京本部の立ち上げを行うなど、現在の同社の基盤を作る。2004年に国内最大規模のヘッドハンティング会社、サーチファーム・ジャパン株式会社よりスカウトを受け、エグゼクティブサーチ業界へ。 同社入社後も数多くの結果を残し、入社2年でパートナーへ昇進。2007年11月に株式会社VRPパートナーズを設立、代表取締役に就任。18年間のキャリアにおいて、2万人以上の転職者との面談実績を持ち、入社後の定着率は95%以上とサーチ業界内においてもトップクラスの実績を誇る。2014年に日本アクチュアリー会の会員に。

記事を検索

コンサルタント別で記事を見る

人気の記事

バックナンバー

転職支援サービス申し込みはこちら

一番上へ