2013.11.15
本日、平成25年 公認会計士試験の合格者が発表された。
当初の計画より少し増えたが、直前の予想より少し減少した模様で、
旧2次試験の合格者含めて、1,178名 合格率8.9%
事前の情報では1,200~1,300名と聞いていたが、
合格率の問題もあるのか、少し減らされている。
仮に得点比率51.5以上にすると、また業界からレベルが低くなったと
言われる事を想定したのであろうか。
確かに近年では52.0%を切る事はなかった。
苦渋の決断であろう。
これから試験合格者の方々の就職活動が始まる、
毎年、申し上げているが、
会計士試験の合格はゴールではなく、新たなるスタートである。
難関を越えて監査法人に入所したものの
監査業務がつまらないという理由だけで
就業して1年以内にご相談に来る方が、毎年数名いらっしゃる。
また逆に一般企業に就業しながらも、
やはり監査業務に就きたいと言う事で、相談に来る方もいらっしゃる。
前回のブログでも記載したが、国内の転職市場では、
転職歴が多くなりすぎると、不利になるケースが多い。
試験合格=監査法人という考え方だけではなく、
将来についてキャリアプランを考えたうえで、
是非、就職活動に挑んで欲しい。
皆さんの成功をお祈りしております。
大学卒業後、金融機関にて法人営業職を経験し、98年に管理部門に特化した株式会社日本MSセンター(現:MS-ジャパン)へ入社。東京本部の立ち上げを行うなど、現在の同社の基盤を作る。2004年に国内最大規模のヘッドハンティング会社、サーチファーム・ジャパン株式会社よりスカウトを受け、エグゼクティブサーチ業界へ。 同社入社後も数多くの結果を残し、入社2年でパートナーへ昇進。2007年11月に株式会社VRPパートナーズを設立、代表取締役に就任。18年間のキャリアにおいて、2万人以上の転職者との面談実績を持ち、入社後の定着率は95%以上とサーチ業界内においてもトップクラスの実績を誇る。2014年に日本アクチュアリー会の会員に。