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大谷幸宏
法人への就職の質問

2010.12.13

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公認会計士試験について受験中の方から、新たにご質問を頂きました。

ご関心をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますので、

こちらにて、返答させて頂きます。

皆様のご参考になれば幸いです。

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質問があります。

私は大学時代、会計士になりたく勉強していたのですが試験に合格できず

今年23歳で今年公務員として就職しました。

しかし会計士としてBIG4で働く夢を諦めれず、

仕事を辞めてもう一度試験勉強をしようか、仕事をしながら合格を目指すか

迷っています。

年齢的にも早く合格するため仕事を辞めた方がいいと思うのですが

職歴が一年未満と短いことが不利になるのではないのか気になります。

早く退職すべきか、仕事をしながら勉強するのとはどちらがベストでしょうか。

ちなみに現在働いている会社は会計とは関係ありません。

よろしくお願いします。

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BIG4への想い、監査業務に対する関心の高さなど、個人的なご志向により、

また、公務員といっても、

どのようなお仕事をされているか(どれ位の勉強時間をとれそうか)によって、

更に、短答式試験に合格されていらっしゃるかどうかによっても、

アドバイスは変わって参りますが、ここでは、一般的なお話として、回答申し上げます。

先ず、結論から先に申し上げますと、

仕事を続けられながら、勉強される方をおすすめ致します。

理由としては、合格されても、万が一、BIG4に入社出来なかった場合、

また、そもそも、来年に合格出来なかった場合の事をリスクとして、

天秤にかけて考慮した場合、

現在、就業されていらっしゃるという事で

辞めてまで、そのリスクを取られなくても良いかと思います。

また、もしお仕事を続けられながら、会計士試験に合格されれば、

努力家という事で、逆に高いご評価も頂ける可能性が御座います。

今、申し上げました内容については、

昨年・今年と続いた公認会計士の就職環境を考慮した上でのお話で、

来年も同様とは、必ずしも申し上げられませんが、

恐らく、1年位の期間であれば、就職環境が劇的に変わる事もないかと思います。

他にご質問頂いた、短期間での職歴については、

以前も申し上げましたが、1度位なら、十分にカバー出来ます。

ただ、短期間での離職が2回以上続きますと、

転職市場におけるご評価は大きく下がる事が予想されますので、ご注意くださいね。

仕事と、試験の両立を目指して、是非頑張って下さいね。

**アクチュアリー・公認会計士専門のヘッドハンティング会社**


株式会社VRPパートナーズ
代表取締役 大谷 幸宏
http://www.vrp-p.jp

大谷幸宏 プロフィール

大学卒業後、金融機関にて法人営業職を経験し、98年に管理部門に特化した株式会社日本MSセンター(現:MS-ジャパン)へ入社。東京本部の立ち上げを行うなど、現在の同社の基盤を作る。2004年に国内最大規模のヘッドハンティング会社、サーチファーム・ジャパン株式会社よりスカウトを受け、エグゼクティブサーチ業界へ。 同社入社後も数多くの結果を残し、入社2年でパートナーへ昇進。2007年11月に株式会社VRPパートナーズを設立、代表取締役に就任。18年間のキャリアにおいて、2万人以上の転職者との面談実績を持ち、入社後の定着率は95%以上とサーチ業界内においてもトップクラスの実績を誇る。2014年に日本アクチュアリー会の会員に。

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