2010.01.22
以下、ニュース抜粋記事。
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無許可で職業紹介容疑、中国人2人を逮捕 :警視庁
無許可で中国人の女性に食品会社の作業員の仕事を紹介したとして、
警視庁保安課は20日までに中国籍の会社社長、呂世恩容疑者(32)=
東京都千代田区神田佐久間町=と姉の世霊容疑者(34)=台東区根岸=
を職業安定法違反(無許可有料職業紹介)の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は2009年11月、無許可で江戸川区の中国人女性(50)を
食品会社に紹介し、手数料として5万円を受け取った疑い。
同課によると、2人は中国人向け情報紙などに広告を掲載。
08年10月から約1200人の中国人を無許可で飲食店や工場などに紹介し、
うち1、2割程度が実際に採用されたという。
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私共と良くお付き合い頂いている金融機関などは、
コンプラアンス上の問題で、
職業紹介の許認可を取得していない人材紹介会社とは、
取り引きを控えるケースが多いが、
実は、採用企業側には何の罰則もなく、
現実には、中小企業を中心として上記の様な事が
日常茶飯事として見られているそうだ。
今回の逮捕劇も、氷山の一角だと思われる。
今回の事件とも関係があるのか、
厚生労働省から、弊社宛てに一通の葉書きが届いた。
内容は、労働者派遣事業及び職業紹介事業の
許認可を取得している企業の検索サイトになる。
『人材サービス総合サイト』 http://www.jinzai-sougou.go.jp
一般的に公開される運営日は、3月1日~となるが、
そのサイトには、一般的な求人情報の他、
我々の様な人材紹介会社が、正式に許認可を取得しているかどうか、
また、過去に、改善命令・停止命令などの行政処分を
受けた事があるかどうかなど、を調べる事が出来るそうだ。
私は、このビジネスを始めて、13年になるが、
残念ながら、自社の営利目的の追及に走り、
転職者の方々の人生を左右するエージェントとしての資質を疑う
人材紹介会社がある事も事実だ・・・
その様なエージェントは、恐らくこのご時世にも淘汰されていくであろう
今後の業界の健全化を期待する
**アクチュアリー・公認会計士専門のヘッドハンティング会社**
株式会社VRPパートナーズ
代表取締役 大谷 幸宏
http://www.vrp-p.jp
大学卒業後、金融機関にて法人営業職を経験し、98年に管理部門に特化した株式会社日本MSセンター(現:MS-ジャパン)へ入社。東京本部の立ち上げを行うなど、現在の同社の基盤を作る。2004年に国内最大規模のヘッドハンティング会社、サーチファーム・ジャパン株式会社よりスカウトを受け、エグゼクティブサーチ業界へ。 同社入社後も数多くの結果を残し、入社2年でパートナーへ昇進。2007年11月に株式会社VRPパートナーズを設立、代表取締役に就任。18年間のキャリアにおいて、2万人以上の転職者との面談実績を持ち、入社後の定着率は95%以上とサーチ業界内においてもトップクラスの実績を誇る。2014年に日本アクチュアリー会の会員に。