2009.10.30
昨日、丸の内にある某ホテルのティーラウンジで、
ヘッドハントでお声掛けした公認会計士の方とお会いした
ご年齢もお若いながら、
大手監査法人の金融部門のパートナーをされている方である
なるほど、お話をしていても、頭の回転が速い事が伝わってくる
その様な方々とお話する際には、「アンサーファースト」を心がける。
「アンサーファースト」とは、話の最後に結論を伝えるのではなく、
結論を先に述べ、その後、理由となる前節を伝える
合理的・論理的なコンサルタント会社の方々に多い傾向である
(実は、懇意にしている大手ファンド会社のパートナーから教えて頂いた事である)
さて、本題に戻るが
その方はパートナーに昇進されているので、
現在(将来も)給与面含め、安定した生活は保証されているが、
5年後・10年後には、今、その方から見ている先輩パートナーのイメージ
(その方が仰るに、収益もあげず、会社にしがみつく人が多いらしい)に、
なりたくないとの事で、このまま、監査法人に在籍する事に疑問を感じている。
このように将来に危機意識を持っている優秀な人材が去るのは、
監査法人側には非常に痛い損失だ
しかし、その方にとっては、このまま監査法人内に居れば、
日常の忙しさにかまけて
いつの間にか、今はなりたくないと思っている存在に、
なってしまうかもしれない・・・
ご本人もその事に気づいている。
経営が厳しくなっている監査法人の話はよく伺うが
監査法人の根本的な構造改革から始めないと、
景気頼みの現在の経営状態からは脱却できないであろう
**アクチュアリー・公認会計士専門のヘッドハンティング会社**
株式会社VRPパートナーズ
代表取締役 大谷 幸宏
http://www.vrp-p.jp
大学卒業後、金融機関にて法人営業職を経験し、98年に管理部門に特化した株式会社日本MSセンター(現:MS-ジャパン)へ入社。東京本部の立ち上げを行うなど、現在の同社の基盤を作る。2004年に国内最大規模のヘッドハンティング会社、サーチファーム・ジャパン株式会社よりスカウトを受け、エグゼクティブサーチ業界へ。 同社入社後も数多くの結果を残し、入社2年でパートナーへ昇進。2007年11月に株式会社VRPパートナーズを設立、代表取締役に就任。18年間のキャリアにおいて、2万人以上の転職者との面談実績を持ち、入社後の定着率は95%以上とサーチ業界内においてもトップクラスの実績を誇る。2014年に日本アクチュアリー会の会員に。