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大谷幸宏
野村證券の影響

2008.05.20

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先日、某大手国内証券会社のM&A部門の方を
スカウトさせて頂いた

ご本人もキャリアップにつながるという事で喜んで頂き、
また、クライアントからも大変高い評価を得て、順調に話は進んだ

私が驚いた事は、その後の現職への退職交渉についてだが、
例の野村證券のインサイダー事件によって、
コンプライアンスが強化された事が影響されているであろうが、
退職の申し出をした翌日から自宅待機扱いとなり、
引き継ぎ業務も必要ないと言われた事だ…

外資系金融会社においては、ごく一般的な風景ではあるが、
国内系企業において、引き継ぎをしないというケースはあまり話を聞かない
あるメガバンクの就業規則では、
退職の申し出をしてからの引き継ぎを含めた退職期間が
2ヶ月となっている所もある

コンプライアンスを強化する事は、当然の事だと思うし、
今まで(今でも)緩い位だと思う
しかしながら、引継ぎをしないという事は、
お客様の方を向いていないとも捉えられる

同社でも初めての例らしく、

恐らく、社内制度を整えるまでの臨時的措置であろうかと思う

貴重な経験になった

**アクチュアリー・公認会計士専門のヘッドハンティング会社**
 

株式会社VRPパートナーズ
代表取締役 大谷 幸宏
http://www.vrp-p.jp

大谷幸宏 プロフィール

大学卒業後、金融機関にて法人営業職を経験し、98年に管理部門に特化した株式会社日本MSセンター(現:MS-ジャパン)へ入社。東京本部の立ち上げを行うなど、現在の同社の基盤を作る。2004年に国内最大規模のヘッドハンティング会社、サーチファーム・ジャパン株式会社よりスカウトを受け、エグゼクティブサーチ業界へ。 同社入社後も数多くの結果を残し、入社2年でパートナーへ昇進。2007年11月に株式会社VRPパートナーズを設立、代表取締役に就任。18年間のキャリアにおいて、2万人以上の転職者との面談実績を持ち、入社後の定着率は95%以上とサーチ業界内においてもトップクラスの実績を誇る。2014年に日本アクチュアリー会の会員に。

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