オリンピックは別名「五輪」とも呼ばれますが、日本オリンピック委員会(JOC)委員も務めた新聞記者が、記事見出しスペースを節約するために造り出した「造語」だそうです。
https://style.nikkei.com/article/DGXNASDB18001_Y2A710C1000000/
そこで、やや強引ではありますが、「5」に因んで、アクチュアリー試験にも使える暗記テクニックを「5つ」ご紹介いたしましょう。
1.単語カード
古来、多くの受験生が一度は試したであろう、受験勉強の定番中の定番といえるテクニックですね。
“表に英語、裏に日本語”というシンプルな構造や、手軽に持ち運べる便利さなどが特長ですが、筆者の意見としては、“順番を自由に並び替えできる”点も、結構便利なように思えます。
実際、初めてのregional meeting で、10分程度のプレゼンテーションを頼まれたのですが、英文の丸暗記に限界を感じ、あれこれ悩んでいたとき、ふと単語カードを思い出して、“これは使える!”とヒラメキました。
具体的には、単語カードにプレゼン原稿を1文ずつ記載して、何度も暗唱しながら、パワーポイントのスライドを入れ替えるたび、単語カードも入れ替えることで、画面の情報とコメントとを完全に一致させることができました。
パワーポイントの“ノート機能”を使えば良いのでは?と思われるかもしれませんが、世界各国から集められたスライドを事務局のパソコンで一括管理し、個々人に対応した設定が難しかったことから、“ノート機能”は使えませんでした。
2.チェックペン(ZEBRA)
これも受験生の間では有名な定番グッズですね。
https://www.zebra.co.jp/pro/check-pen-a/index.html
筆者は地方の田舎で高校まで過ごしたため、近所に大型文房具店などがなく、マーカーした箇所を消せる「透明な」蛍光ペンの存在を卒業してから知りました。
“マーカーを引き過ぎて教科書が汚れるんだよね~”と得意げにコメントした筆者に対して、大学時代の同級生が不思議そうな顔をしながら、“何言ってんの?これで消せるよ!”とマウント(?)をとられた嫌な思い出もありますが(笑)
そもそも、赤と緑の組み合わせで文字が消えるという魔法のような仕掛けが、学習そのものを楽しくさせる効果を導きだし、恰も、“(焼き)肉を食べると幸福感が増す”という研究成果に通じる面があるようにも思えます。“アラキドン酸で、あらドキ!”というおやじギャグも彷彿とさせますが。。。
https://www.ebarafoods.com/sp/meat/health/c24.html#:~:text=%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%82%AD%E3%83%89%E3%83%B3%E9%85%B8%E3%81%AE%E4%B8%80%E9%83%A8,%E3%81%AA%E3%81%82%E3%80%8D%E3%81%A8%E6%84%9F%E3%81%98%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82
3.アンキスナップ(ぺんてる)
先日、LoFtで「勉強グッズコーナー」があったので、思わず足が止まりました。IT技術の進歩で、ここまで便利になっているとは思いもよりませんでしたが、特に、スマホ内に500ページ(1GB)の暗記シートが作れる点は、もし、手作業で行おうとすると気が遠くなる時間がかかりますね。。。
もっとも、手作業で暗記シートを作った方が、結果的には早く頭に残るかもしれません。それにしても、ますます、文字を書かない生活が進歩しそうですね。
https://www.pentel.co.jp/products/degitalstationery/ankisnap/
(図表)
4.フリーソフト
アクチュアリー第2次試験(専門科目)の受験生向けに公開されたブログ『二次試験ankiのススメ』は、まさに受験の神様が執筆されたように思える、貴重な情報ですね。
無料で使えることに加えて、単語カード機能にシャッフル機能や覚えたカードを削除する機能など、受験生が望む機能を十二分に備えた点は脱帽ものです。
アクチュアリー試験以外にも、大いに活用したいところですね。
https://ehekatlact.hatenablog.com/entry/2021/01/17/203216
5.Googleレンズ機能
少し前にテレビCMで頻繁に紹介されていた機能です。暗記テクニックに直結するわけではありませんが、例えば、暗記したいテキストをレンズ機能で一気にテキスト化して、出題されそうな用語部分をブランクにすれば、オリジナルの暗記教材が手軽に出来上がるイメージです。
学習以外でも、例えば、ビジネスの場面で、ミーティング時のホワイトボードメモを当該機能でテキスト化したり、(画像ではなく)テキスト情報としてメール等で社内展開する仕組みは、作業効率を飛躍的に向上させるテクニックといえるでしょう。
それにしても、本当に便利な世の中になりました。
https://japan.googleblog.com/2020/05/GoogleLensNewFeatures.html
いかがでしたか。“夏を制する者は受験を制す”というフレーズがとても懐かしく感じられますが、暑い時期をいかにして乗り越えるかは、アクチュアリー試験にも通じる面がありますね。なお、某学習塾の“コラム”https://www.takeda.tv/column/post-184462/では、暗記に便利なグッズ15選が紹介されていますので、併せて御覧頂ければ幸いです。(個人的には学習塾においてもM&Aが進んでいることに驚きましたが。。。)
(ペンネーム:活用算方)