12月に引き続き1月に気になったニュースを幾つかピックアップいたします。
内容はすべて単なる個人的な見解であり、特定の人物や団体等を誹謗・中傷する意図は全くないことを、念のため申し添えます。
スケジュールの関係で、12月下旬のニュースが含まれている場合がありますことを何卒ご容赦ください。
1.筋金入りの経営者
軽自動車は、Honda「スーパーカブ」と並ぶ庶民的な交通手段ですが、特に、スズキ「アルト」の爆発的人気は田舎の山奥でも日常生活で垣間見ることができるくらいの大ヒットですね。
「生涯現役」を貫いた筋金入りの“マルチ”経営者とのタイトルがまさにぴったいの偉大なる経営者が、94歳で鬼籍に入られた模様です。
個人的には、JR東海との確執で、リニアモーターカー工事の反対派急先鋒のイメージもありますが、地下水の枯渇などの報道をみるたび、なんともモヤモヤする気分になるのも事実です。
軽自動車のように、燃費よく、軽いフットワークで仕事にも専念したいですね。合掌。
https://response.jp/article/2024/12/30/390352.html
2.出向制限?
一連の「情報漏洩問題」を踏まえて、監督指針の改正案が出される模様ですが、そもそも何のための「代理店出向」だったのか、今一度、原点に戻って考える必要があるようにも思います。
営業職員チャネル制度の対局ともいえる、保険代理店の勢いが消費者の選択肢拡大に多大なる貢献をしているのは間違いなく事実でしょう。
昭和時代の古き慣習である「一社専属性」は、果たして、いつまで続くのでしょう。
https://nordot.app/1248653709609943359?c=113147194022725109
3.ラストベルト
昨年の米国大統領選挙でも脚光を浴びた「ラストベルト」ですが、重厚長大の古き良き産業は日本と相通ずる面がありそうです。
残念ながら、政治問題と化した「USスチール買収問題」ですが、会長による大統領呼捨てを踏まえれば、よほど“腹に据えかねる妨害行為”かもしれませんね。
やはり、異国の傘下に入ることは“世界の警察”としてのプライドが許さないのかもしれませんが、結局、血税を投入するハメにならないことを切に願うばかりです。
https://news.ntv.co.jp/category/economy/55e84c91158545a2a21da9c548651ef8
4.鳥インフルエンザによる死者
この時期、鳥インフルエンザによる殺処分に胸が痛みますが、鶏卵の値上げなど、益々物価高に拍車がかかる要因にもなっていますね。
従前から、このインフルエンザは人間に感染することが知られており、米国でも毎年70名弱の方々が「鳥から人への感染」を経験されているようです。
残念ながら、初の死者が米国げ出現したようですが、“第2のコロナ”にならないことを願っています。
蔓延による経験死亡率変化は、将来的に保険料見直しに繋がるかもしれません。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250107-OYT1T50035/#:~:text=%E3%80%90%E3%83%AF%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3%EF%BC%9D%E5%86%A8%E5%B1%B1%E5%84%AA%E4%BB%8B%E3%80%91%E7%B1%B3,%E3%81%A8%E8%AA%AC%E6%98%8E%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82
5.セーフティネット
受験シーズンの真っ只中ですが、共通テストの直前で塾が閉鎖するという、何とも痛ましい事件が起こってしまいました。
テレビのインタビューでは、数か月分の授業料として250万円を前払いした受験生もおられたようですが、破綻前日まで営業活動していた保険会社も他人事と言えない面もありそうです。
もっとも、保険業界としては、保険契約者保護機構という名の立派な「セーフティネット」が完備されていますので、この制度を教育業界にも、是非、広まって欲しいところです。
未来のある若者たちの夢を壊さないことが、大人たちの責務ですね!
https://news.ntv.co.jp/category/society/3635bcbb10ce4a5d8fecdade5ca4a8ba
https://news.yahoo.co.jp/articles/801fbcd492f37ce3f81691c48a0ee64e7016808f
6.刑罰なしの有罪?
初の「有罪」米大統領が誕生しましたが、2大政党による政権運営は世論を2分するだけに留まらず、(刑罰なしの)有罪判決を受けた大統領まで誕生させる世の中になったようです。
上述の鉄鋼買収問題とあわせて、今後の手腕が大いに注目されますが、少なくとも日本では、有罪判決を受けた政治家が総理大臣に就任することはないのでしょう。(その逆はありますが)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025011100016&g=int
7.初任給
つい数年前、大手生保を中心に「(大卒)初任給」を30万円に引き上げることが大いに話題となりましたが、ついに、「最大41万円」もの初任給が登場しました!
もちろん税込みでしょうが、社会人経験31年目を迎える筆者が給与明細書で「40万円超え」を目の当たりにしたのは、入社5年目でした。
まさに、人材獲得競争の激化ですが、その分、制約も課されるようでして、具体的には、「転居を伴う転勤に同意し、自分の本拠地を離れて勤務する場合」が対象のようです。
なお、大学院卒の場合には、最大43万円とのことですが、修士課程(博士前期課程)の2年分の経験で月額2万円増という評価は、その妥当性を判断することは容易でないように思います。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250110/k10014690571000.html
8.第三者委員会?第三者調査委員会??
1月16日(木)18時からの東京MXテレビで(元NHKの)堀潤氏から、“フジテレビの湊社長の記者会見(注:同月17日(金))への参加を断られた”とのコメントがありました。
その後、同月27日(月)に、実に10時間超えの記者会見が記憶に新しいところですが、やはり、ジャーナリズムを標ぼうするはずの地上波ですら、自身の問題に対する見識の甘さを露呈したのが非常に残念です。
筆者は、法律の専門家ではありませんので、正直、第三者委員会と第三者調査委員会との区別がついていなかったのですが、情報番組に登場されている弁護士の方々からのご説明で、その違いが良く分かったことが収穫です。
いかがでしたか。激動の「1月」といっても過言ではないくらい、様々なニュースが日々刻刻と過ぎ去った月でしたね。もちろん、上記以外にも、貸金庫事件や幹線道路陥没等、注目すべきニュースが多々ありました。今年も激動の年になるのでしょうか。。。
(ペンネーム:活用算方)