いよいよ2025年が始まりますが、例年同様、今年起こることや起こりそうなことを思いつくままに列挙いたします。
なお、内容はすべて個人的見解に過ぎず、特定の意図はないことをお断りいたします。
1.たつき諒氏の予言
東日本大震災を「表紙」で的中(大災害は2011年3月)されたことで話題の「たつき諒」氏の作品『私が見た未来』では、“本当の大災難は2025年7月”という、これまた興味深いフレーズが登場します。
古くは、ノストラダムスの大予言に代表されるように、我々人類にとって「タイムマシン=未来予知」への憧れが常に存在し、ドラえもんなどの娯楽レベルの域を超えた運命を捉えることも、視聴率を上げる秘策なのかもしれません。
個人的には、矢追純一氏のUFO番組が大好きでしたが、ご本人から告白で台無しになるくらいの安堵感を是非、「たつき諒」氏の『予言』に期待したいところです。
https://bunshun.jp/articles/-/58981
https://www.amazon.co.jp/dp/B09H2ZCNNY?tag=bunshun_online-22
それにしても、2年続けての“年末の文春砲”は、流石です!!
2.昭和100年、令和7年
昭和元年(=1925年)から数えて、ちょうど『昭和100年』に当たる年ですね。
一方、元号つながりでは、平成7年の兵庫県南部地震(=阪神・淡路大震災)と同じく令和7年でもあります。
富士山噴火、南海トラフ地震など、大災害が懸念される時代に突入しましたが、ラッキーセブンであるはずの『7年』つながりだけは勘弁して欲しいところですね。
いずれにせよ、“もう100年”なのか“まだ100年なのか”、人によって解釈が大きく分かれる1年になるかもしれません。
3.参議院選挙
2024年10月27日の衆議院選挙で過半数割れを期した与党でしたが、2025年は参院選もありますので、引き続き、政治から目が離せない年になりそうですね。
特に、103万円の壁を中心とする減税措置にも大きな関心が寄せられていますが、野党党首のタイミングの良い?スキャンダルなど、相変わらず“足の引っ張り合い”感は否めません。
なお、昨年の都知事選や兵庫県知事選挙では、YouTubeなどのSNSが大きな力を発揮したように思いますので、今後のわが国での選挙の在り方を含め、若い世代も手軽に参加できるような制度作りも併せてお願いしたいところです。
4.トランプ大統領就任
2024年は選挙イヤーとも呼ばれていましたが、やはり世界の関心は米国大統領選であったように思います。
特に、現職の出馬取り止めで、初の女性大統領誕生の機運も高まりましたが、某メディア調査では、むしろ女性票が民主党から共和党に流れたとの報道もあり、我が国を含めて、女性リーダーの誕生がなかなか難しい一面を露呈した形になりましたね。
1月20日頃の就任演説で、ウクライナ・中東情勢を含めてどのような発言が飛び出すのか大いに注目されるところです。
なお、メルケル氏からの“説教電話”に端を発した「NATO脱退」に加え、WHO脱退も仄めかしているトランプ氏ですが、石破首相との関係など、わが国としても目が離せない1年になりそうですね。
5.ESRドライラン、ガイダンス最終化
いよいよ経済価値ベースのソルベンシー規制が2026年3月期決算(2025年度決算)から正式に導入されますが、2025年度では“ドライラン”などを始めとして、会計監査人などを含む関係者との直前協議・準備が益々加速する1年になりそうですね。
公益社団法人日本アクチュアリー会から公表された、『保険負債等の評価・検証に関するガイダンス(案)の公表について(2024年3月29日)』の中でも、“当ガイダンスを2024年度末を目途に最終化する予定”とのコメントが出されています。
1900年に保険業法が日本で初めて制定されてから125年目という節目の年に、保険業史に間違いなく残るであろう大幅なソルベンシー基準の改正は、果たして、未来の保険業の健全性向上にどこまで資することができるのか?その答えは、やはり100年後の日本を見るまで分からないかもしれませんが。
https://www.actuaries.jp/info/20240329-2.html
6.大阪万博
1970年の第1回大阪万博では、『月の石』が公開され、故・岡本太郎氏による『太陽の塔』など、1964年の東京五輪に次いで戦後日本の大いなる復興を世界に鼓舞する形になりました。
しかしながら、91年のバブル経済崩壊以降、失われた30年が叫ばれる中、2回目の東京五輪では、新型コロナによる延期に加えて、裏方企業による不正行為やIOC会長による勝手な振舞いなど、負の側面が浮き彫りになったことは非常に残念でなりません。
さらに、アンバサダーに就任された吉本興業のビッグタレントによる不祥事なども、暗い影を投げかけているようにも思います。
いずれにせよ、万博自体には罪はないでしょうから、成功裏に終わることを一国民としては切に願うばかりです。
7.ビデオテープが見られなくなる!?
アナログからデジタルに移行してかなりの年数が経過しましたが、“2025年に思い出が消える!?”というキャッチーな見出しを伴う「ビデオテープが見られなくなる」問題が話題になりそうです。
Z世代では、流石に『VHSなどのビデオテープ』と言われてもピンと来ないかもしれませんが、90年代の海外挙式の際、VHSで映像を残した身としては、既に映像は「消滅」しました(泣)。夫婦関係が「消滅」しないように家族をより一層大切にしたいと誓う1年にしたいですね。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1577768?display=1
いかがでしたか。2024年の幕開けは能登半島地震や関連事故(例.羽田空港衝突事故など)でしたが、2025年こそ平穏無事な1年になることを祈念いたしております。
(ペンネーム:活用算方)