合格へのストラテジーシリーズに、アクチュアリー試験一次試験の難関資格の一つ、「年金数理」が加わりました!
年金数理の難しさの一つに、教科書はシンプルにも関わらず、試験で問われていることとのギャップがあると思います。
本書の制作チームは,企業年金になじみのない受験生や初学者でもスムーズに理解を進められるよう、勉強のパートナーとして最適な受験ガイダンス兼参考書を目指して、取り組んできたとのことです。
本書は、すでにいくつかの年金数理の講座、大学の年金数理の講義などで、基本のテキストとしての採用も決定し、実際使われているようです。
受験される方はもちろん、すでに年金数理に合格された準会員・正会員の皆さんにも楽しんでいただけるマストバイの一冊として、お勧めします!
年金数理人の藤澤さんは次のように推薦の言葉を寄せています。
『年金実務に携わっていないと年金数理は合格しにくい科目なのか。
本書はそんな定説を覆すことを目的に執筆された一冊です。
本書のメインの執筆者である北村さんは年金実務に携わったことがありません。
本書は,年金実務に関与したことがない人の視点で執筆された数少ない年金数理の本です。
実務を知らない人が感じる素朴な疑問について、本書では随所に解説がなされています。
試験問題を作成する年金数理の専門家と、年金実務を知らない受験生のギャップを埋める本とも言えます。
年金数理に関する本はいくつか出版されていますが、年金実務経験のない北村(生保 正会員)さんが執筆している点が、他の書籍と大きく異なる点です。
では、内容が不十分なのか。ご安心ください。
本書は、年金実務を担当する若手、中堅、シニアな方の十分なチェックと助言を反映しています。
北村さんの素朴な疑問を、年金実務の専門家が丁寧に解説することで、初学者にもわかりやすい内容となっています。
例えば、第4章の理論編の人員分布と定常人口の説明は、教科書でも十分に説明できていない理論的な説明がコンパクトにまとめられています。
年金数理の教科書および過去問では埋めることができていない行間を、受験生の目線で補完することを目的に生まれたのが本書です。
これは、非実務家と実務家の対話を通じて生まれたものです』
ぜひ手元に置いていただき、年金数理の合格に役立てていただければと思います。